最近ファミリー業態のアパレルブランドが増えてきました。そんな中で私たちがよく相談されるのがキッズマネキンのサイズ選びです。
子供服専門店であっても難しいサイズ選びについて解説します。
ベビー、トドラー、ジュニアとは
そもそもキッズ服と言ってもその中にもカテゴリーが分かれています。
新生児、ベビー、トドラー、ジュニアの4つに分けられることが多いようです。
新生児と言えば当然、0歳児ですよね。
わかりづらいのが、ベビー、トドラー、ジュニアです。
辞書に定義されているわけではありませんが、概ね以下のような基準での区分が一般的です。
ベビー:1〜4歳、身長80〜100cm
トドラー:4〜7歳、身長100〜130cm
ジュニア:7〜15歳、身長130〜160cm
トドラーとジュニアを合わせてキッズと呼ぶことも多いですね。
じゃあ、どのサイズを選ぶべき?
子供服専門店の場合、スペースと予算に余裕があれば、各カテゴリから中間サイズを2体ずつの構成がオススメです。
つまり、ベビー90cm、トドラー120cm、ジュニア140cmを各2体です。
各2体というのは、男の子、女の子で分けるためです。
一般的にトドラーまでは、性別で体型が変わりませんので、男女共同じマネキンを使います。
ジュニアについては、150cmとかになると明らかに男女差が出てきますので、それぞれ別のマネキンを使います。
別のケース、ウィメンズ、メンズ、キッズ全て扱っているファミリー業態を想定してみます。
この場合、全種類を置くほどスペースに余裕がないことが多いです。
その場合は代表的なキッズサイズを選ぶ必要があります。
となるとトドラーマネキンとなるのですが、注意が必要なのは、大人と並べた時のサイズ感のバランスです。
下の画像は大人のマネキンとキッズマネキンを合わせて、ファミリーを表現したディスプレイを想定しました。
いかがでしょう?
左側の110cmだと小さすぎて大人とのバランスがあまり良くないですね。
このような場合、私は120cmを使うことをオススメします。
また、スポーツブランドの場合は、120cmくらいだとスポーツの印象を持たせづらいです。
そのためジュニアサイズである140cmをオススメすることが多いです。
兄弟、姉妹の表現には、11ocmと120cmを並べるとバランスがいいです。
取り扱いサイズのレンジを示すために、90cmと120cmを並べることもあります。
ベビー(90cm)とジュニア(140)cmだとバランスが悪いので、トドラーを含めた3兄弟構成にすることをオススメします。
ここから選べば間違いない!?笑 コパックのキッズマネキンKMシリーズ
上記の理論に基づき、使いやすいサイズのラインナップを揃えたのがコパックのキッズマネキンKMシリーズ。
特徴は現代的で可愛いフェイスとキッズでは珍しい腰吊りベース。
キッズはベースからとり外して着せ替えないといけない脚挿しベースのものが主流です。
機能面も追求したKMシリーズはベースから外さなくても楽に着せ替えられる腰吊りベースタイプ。
もちろんコパックの定番マネキンのウィメンズ(NICO)&メンズ(VEL)とファミリー構成することを前提に作っています。
ぜひSHOP COPACKでご確認ください。