「つくるとあそぶ」とは?

隅田川マルシェが主催する子どもたちが楽しみながら社会との関わりを学ぶ機会を作る活動です。
売り買いするのは、子どもが自分で考えたサービスや商品。
準備や企画などの段階で周りの大人を含めた新しいつながりを創造し、シビックプライド、関係人口の拡大につなげます。

開催概要

日時:11/11(土)-12(日) 10:-15:00
会場:木場公園 ふれあい広場

https://www.sumidagawa.market/tukuaso2023

 

端材はお宝・ハンガーの端材であそぶ

日本コパックはハンガーの端材や、アウトレットハンガーを活用したワークショップで参加しました。
つくるとあそぶ取組紹介記事

■テーマ


日本コパックの主力商品であるハンガーは独特のフォルムをしている。そのため個性的な形の端材が出てしまう。
その形は子どもたちの想像力を刺激する。端材に新しい命を吹き込む「アップサイクル」
元の製品や素材の特徴を活かしながら、新しい価値を生み出す行為から持続可能な社会を考える。
人気の卒業記念のハンガーのアウトレット品をワークショップで活用

 

第1回目ワークショップの様子 ↓↓↓

企画主旨


写真・隅田川マルシェ実行員会

子どもたちは、ダンボールや木の枝など、さまざまなものに命を吹き込む名人です。しかし、東京に生活していると、利用できる素材は限られています。一方、地方では竹やどんぐりなどが豊富にあり、子どもたちの視点からは宝の山のように見えるでしょう。また、海岸に打ち寄せられるプラスチックゴミや木材の破片からも創造的なものを生み出すことは、まさにイノベーティブな取り組みです。


写真・隅田川マルシェ実行員会

将来の日本には、このようなイノベーティブな発想が必要とされます。「つくるとあそぶ」は、開催当日だけでなく、準備から子どもたちに様々な経験を提供し、彼らの発想力を刺激することを目指しています。子どもたちの自由な発想を伸ばし、新しい経験の機会を提供することが、このイベントの目的です。「つくるとあそぶ」は、商品の販売よりも、創造の過程や遊びの中にイノベーティブさや新たな気づきがあることを、子どもたちと大人が一緒に考える場です。

 

企画背景


写真・隅田川マルシェ実行員会

私たちは変革の時代を生きています。AIの急速な普及やパンデミック、気候変動、戦争、食料問題など、様々な課題に直面しています。これらの問題に対処するためには、社会の変革が必要とされています。

昭和のような年功序列や終身雇用の将来はなくなり、イノベーティブな思考が求められる時代です。柔軟な思考を持ち、固定観念にとらわれない多様なアイデアを持つ人々には多くのチャンスが待っています。

厚生労働省が2016年の報告書「働き方の未来2035※」には、「好きで得意な道選び」「多様な人材に合わせた教育」とあり、時代とともに好きなことも得意なことも多様化していき、今ある職業が将来も存在するとは限らず、今は姿かたちのない新しい職業に将来就く可能性もあります。

2050年には人口が1億人を下回ると予想されています。このような縮小する社会は、私たち日本人にとって初めて経験する時代です。そのため、私たち大人ができることの一つとして、子供たちに多様な経験の機会を提供するマルシェを企画しました。これは同時に、私たち大人も新しい時代への適応力を子供たちと一緒に学ぶ機会にもなると考えています。

※「働き方の未来2035」報告書
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000133449.pdf

 

各プログラム協力:
清水建設株式会社
有限会社サトウ化成
日本コパック株式会社
NPO 富里のホタル(千葉県富里市)

主催:隅田川マルシェ実行委員会