VMDは、この世のすべての小売店に活用できます。
そしてその業態によってVMDにも個性がうまれる。。
今回は、私が手掛けているメガネ屋さんのVMDの仕事をちょっと紹介。
リピーターに仕掛ける!?メガネ屋さんのVMD
先日同僚の営業員と、ある眼鏡店へのVMD提案について話していた時の会話。
私「アパレルはアイテム別でVMD計画したりするけど、
眼鏡屋って、アパレルや雑貨とちがって、アイテムはほぼ眼鏡だからね~」
同僚「ん?じゃ、どうやってVMD提案する?」
私「そうねぇ…とにかくエンドユーザーが、自分が探してるものを素早く見つけられるようにしなきゃねぇ」
同僚「う~ん、初めて入ったメガネ屋って、結構隅から隅まで商品見ない?」
私「まぁ、初見はそうだろうね。だから、リピーターにわかりやすい仕掛けが必要だろうね、直感できるような」
…とまぁ、そんな会話をしながら、提案内容固めて行きました。
乱立するPB。とにかく整理整頓!
皆様も意識して眼鏡売り場を見てみるとお気づきになると思いますが、
とにかく日本の眼鏡屋さんはPB(プライベートブランド)の種類が豊富。
豊富というか在りすぎなのです!(怒られそう^^;)
そして、当然ですが、それらすべてにテーマ・コンセプトがあり、
全てをお客様に理解していただくのは至難の業。
それでも何とか商品を理解していただくべく、各ブランドのMD担当者や販促担当、
エリア担当や店舗の店長、ベテラン店員、新人店員に至るまで、
皆がこぞって様々なアピール方法を考案、販促物を作成、店頭に導入していきます。
結果売り場はモリモリ。これをどげんかせんといかんのです!
キーワードは「直感」「無意識」。
VMD企画は、いわばルールつくり。
売り場でお客様に合理的に情報を得ていただくためのルールを作り、
店内を断捨離、整理整頓していく提案をしました。
キーワードは「直感」「無意識」。そしてどの段階のユーザーにどうやって仕掛けるか。
…ここから売り場をどのように変革できるか?
挑戦は続きます!
丹羽 貴秀