COPACKの木製ハンガーの材料のバリエーションを紹介します。
昨今のアパレル店舗の内装、什器の多様化ニーズに応える為に、現在では主に6種類の木材を用意しています。
材料の高価な順に紹介します。
1タモ材
現在、最も高価な材料でコパックハンガー用では、主にロシア輸入材を使用。
木目が最もハッキリしている為、木のイメージを強調できる。店舗の内装や什器にも多く使用される。
白、黒、赤、青系と素色がランダムな為、特に白系の薄い色に塗装する場合は、塗装前に漂白をかける必要がある。
※ちなみに色味を指定すると材料費が約3倍になる。
2ビーチ材
木製ハンガーで最もシェアの高い材料。
コパックではヨーロッパ輸入材を使用。
ヨーロッパビーチは、環境保全基準に準拠した80年周期の計画伐採に基づき、永続的な供給が可能である。
ブナ科の広葉樹で、適度な硬さと密度を持ち、色のムラや個体のブレが最も少ない為、什器でも多く使用されるとともに、ハンガーにも最も適した材料と言われる。
3カバ材
主に寒冷地で育つ木材で、バーチ材とも呼ばれ、家具や床材などに使用されている。
木目の線が薄く、スッキリとした印象だが、特徴的な丸いフシが点在するため、塗装仕様にはあまり使用されず、無垢ミガキでの使用が多い。適度な硬さと密度がある為耐久性は高い。
4マツ材
マツ科の針葉樹でバイン材とも呼ばれ、家具や床材などにも使用される。
やわらかみのある個性的な木目が特徴。材質自体もやわらかく密度が低い為、タモ、ビーチ、カバに比べてかなり軽量である。やわらかさの反面傷がつきやすい。
細かいサンディングやクリアなどの仕上げをするのがベター。
スーツ用などの5cm以上の厚みがあるハンガーには適さない。
5シャモ材
中国原産の木材で、柯木(ke mu)と呼ばれる。
木目はタモ材の様にハッキリとした印象だが、
6種の中では最も軽量で密度が低い。
木目が強い為、無垢ミガキでの使用は適さない為、
マツ同様に細かいサンディングやクリアなどの仕上げをするのがベター。
スーツ用などの5cm以上の厚みがあるハンガーには適さい。
6ロータス材
中国原産の木材で、荷木(he mu)と呼ばれる。
最も安価の為、薄手のハンガーを大量に使用する業態に
おける使用率が高い。
赤系と白系の色ブレはあるが、木目は地味でオーソドックスな印象の為、主張がなく無難に使用できる。
軽量かつ密度は低い為、タモ、ビーチ、カバよりは耐久性に劣る。
スーツ用などの5cm以上の厚みがあるハンガーには適さい。
COPACKでは今後もより良い素材開発を提供してまいります。
ご興味のある方は、是非一度弊社にお問い合わせ下さい。