SINA SUIEN 「こしょろがみた夢」
インビテーション写真:佐内正史
本展は、刺繍作家・ファッションデザイナーとして活躍する有本ゆみこが手がけるブランドSINA SUIENの新作コレクションとしては2年ぶりとなる待望の新作発表会となります。今回はサウンドアーティストのmamoru氏と協働し、17世紀のオランダと日本の歴史のリサーチ資料を背景に、両者が互いの表現を持って丁寧に物語を紡ぎひとつのファッションショーを作り上げます。歴史の中で綴られたメッセージは、時を超えSINA SUIENの洋服の一部となり、現代のモデル達が身に纏いショー空間を美しく彩ります。ショーの後は、コレクションで使用した洋服を用いインスタレーション展示を期間中行います。
デザイナーから開催に向けてのメッセージは下記のURL に掲載しております。
http://sina1986.com
コレクションショー・展示
コレクションショー
2018年5月12日(土)
一回目(一般公開)14:30開場 15:00-15:30 show
二回目(招待者のみ)17:30開場 18:00-18:30 show
コレクション展示
5月13日(日) 〜 5月20日(日)12:00-19:00
過去のコレクション写真
PROFILE
デザイナー
有本ゆみこ(刺繍アーティスト/SINA SUIENデザイナー)
1986年奈良生まれ。
2008年京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 ファッションデザインコース卒業。
展覧会、コレクションの発表、ワークショップ、マンガ執筆などで活動中
solo exhibition
2010「ハムからみた エベレスト」 at ROCKET
2011「おだやかな 食卓」 at gallery & workshop はちどり
2012「あまい おんな」at Lamp harajuku B1F Gallery
2014「ラヴ・ミー・テンダー」 at 新宿眼科画廊
Brand Profile
2014 s/s collectionにてMercedes-Benz Fashion Week TOKYOに初参加。
2015年よりブランド名をSINA SUIENに改名。
演出・リサーチ:
mamoru(サウンドアーティスト)
大阪生まれ。2016年ハーグ王立芸術アカデミー/王立音楽院(オランダ)修士課程、マスター・アーティステック・リサーチ卒業。近作「あり得た(る)かもしれないその歴史を聴き取ろうとし続けるある種の長い旅路、特に日本人やオランダ人その他もろもろに関して」では17世紀にオランダ人が想像した「日本」と現在の日本を接続した歴史をレクチャーパフォーマンス、映像、テキスト、サウンドなどの作品群によって描き出すことで複数的な歴史の姿を描き出す。最近では恵比寿映像祭2018にて同シリーズを縦断するレクチャー/音楽ライブ/パーティーが一体となったパフォーマンス(衣装:SINA SUIEN)を行い好評を博す。
ABOUT CPK GALLERY
今回がこけら落としの展示となるCPK GALLERY は、アパレル向けのハンガー、マネキン、什器をつくる日本コパック株式会社が「服の見せ方」を考えるギャラリーとして、ファッションを多角的に発信する場として作られたギャラリーです。内装デザインは山崎健太郎デザインワークショップが担当。ギャラリー企画のキュレーションをデザインスタジオHYOTA の中村俵太が担当します。新たなファッションの発信の場となるCPK ギャラリーのスタート。ぜひお越しください。