「LANDSCAPE」
地理的な感覚を用いて身体を図り続けてきた、ここ数年の集大成的公演。
いくつかの自己体験から、2014年「現在地不明」というソロダンスが生まれ、その後「マッピング」というトリオに発展した。さらに身体感覚を他者とも共有をするための身体メソッド「ボイントワーク」を開発し、青木尚哉グループワークプロジェクトを発足し、前作「atlas」が昨年の2018年に発表された。本作はこれらの文脈のなかで到達する「今」を表すものにしたい。
未だかつてない世界の訪れ、新たな地図が必要となる。
未来を予感し、場所と意識の関係に囚われ続けたシリーズ最終作。
【重要なお知らせ】
青木尚哉グループワークプロジェクトダンス公演「LANDSCAPE」は、新型コロナウィルスの感染予防を考慮し、28日の2公演(13:00開演/17:00開演)について、お客様にご来場いただくかたちでの公演実施を自粛致します。ご観覧を楽しみにされていた方を始め、公演に関わっていただいたすべての方にご迷惑とご心配をおかけすることになりますが、どうぞご了承ください。
profile
青木 尚哉 | Naoya Aoki
16才よりダンスを始め、ジャズダンス、クラシックバレエ、モダンダンスの基礎を学ぶ。
加えてボディーワークを学び、身体の構造に対する知を深め、自身のメソッド「ポイントワーク」を開発。
全国各地でのワークショップを展開。指導ほか作品を多数提供している。
近年は一般的な社会における「ダンスの活用」について視野を広げ、小学校への派遣授業や、地域公共ホールとのワークショップ公演なども手がける。
04~08年 Noism在籍。
2013年 JAPON dance project(本拠地:モナコ)を仲間と共同で立ち上げる。
2014年 JAPON dance project 2014「CLOUD/CROWDクラウド/クラウド」を新国立劇場にて発表。
2015年 日本バレエ協会にて「互イニ素」を発表。
2016年 JAPON dance project 2016「Move/Still」を発表。
2017年~ studio ARCHTANZ アーティスト・サポート・プログラムの対象アーティストに選出される
作·演出·出演 : 青木 尚哉
振付・出演 : 近土歩・村川菜乃・木原萌花・芝田和・大迫健司・高谷楓
舞台美術 : 長谷川匠
制作 : 今村佳奈
音楽監修 : 東俊介
照明テクニック : 緋崎 唯
映像撮影 : 中村 光男
フライヤーデザイン : 中西あゆみ
フライヤー写真 : 中谷 広貴
マネージャー : 中西みなみ
協力 : CPK GALLARY/株式会社アトリエ長谷川匠/城崎国際アートセンター/海老原商店/Ballet Studio Blanc/シムズバレエ/スタジオアーキタンツ アーティスト・サボート・プログラム